ウッドデッキのような雨のたまる水平面には、イタウバ材などのハードウッドを推奨しております。
外壁などの垂直面には、杉板がコスパ最強ですが。。
自社で一番最初につくった自邸のウッドデッキは、7年目になりますが、無塗装、ノーメンテで今のところ問題ありません。
価格は当時よりもだいぶ高騰してしまいました。
裸足でも気持ちいいですよー。
ソリッドは材木屋が母体ですので、塀も無垢の板でつくることが多いです。
この塀は二種類の大きさの杉板を交互に貼っております。
笠木部分(てっぺん)は屋根材と同じガルバリウムにて施工。
支柱はメッキしたアングルにて。
耐久性が格段にアップします。
現在、ソリッド発行の冊子を製作中です。
ライターさんと一緒に、オーナー夫妻に取材を行いました。
それぞれの生い立ちから始まって、家づくりなどのエピソードまで。
たっぷりヒアリングをおこないました。
ソリッドの住宅の設計時に、玄関土間に式台をご提案することが多くあります。
無垢の板は時間が経つにつれて愛着が湧いてきます。
家族が一人増えたよう。
写真の式台は一本の欅の板を半分に割り、並列に設置しております。
ツルツルに表面を仕上げるよりも、ノコギリの目を残すのが今風。
大学卒業後から上古町の借家で住んでいた。
子供が産まれて、そろそろ家を建てようと考えていた。
自分の実家が新発田で、妻の実家は東区なので、家を建てるなら、北区や東区あたりかと思っていた。
ある日、古町界隈を、子供と散歩していたところ、偶然見つけた神社の隣の売地の看板。
金額の記載はないので、翌日不動産屋に問い合わせしてみた。
相場の1/10程度の金額に、宝くじが当たったような気分だった。
多少迷ったが、神社でおみくじを引いても「大吉」しかでないので、購入を決意。
すぐに土地は購入したものの、一級建築士の資格を取った後に建てようと思っていた。
その間約3年。土地代のローンだけ払っていた。
家族も含めて、周囲からは、早く売ってしまえとネガティブな意見ばかりだった。
絶対いい住まいになることは確信していたので、そのような意見にもめげなかった。
そして出来たこの家。
街中なのに緑がたくさんあり、そして歩いて海にもいける。(もちろん飲みにも行ける)