敷地の話

大学卒業後から上古町の借家で住んでいた。
子供が産まれて、そろそろ家を建てようと考えていた。
自分の実家が新発田で、妻の実家は東区なので、家を建てるなら、北区や東区あたりかと思っていた。

ある日、古町界隈を、子供と散歩していたところ、偶然見つけた神社の隣の売地の看板。
金額の記載はないので、翌日不動産屋に問い合わせしてみた。
相場の1/10程度の金額に、宝くじが当たったような気分だった。

多少迷ったが、神社でおみくじを引いても「大吉」しかでないので、購入を決意。

すぐに土地は購入したものの、一級建築士の資格を取った後に建てようと思っていた。
その間約3年。土地代のローンだけ払っていた。

家族も含めて、周囲からは、早く売ってしまえとネガティブな意見ばかりだった。
絶対いい住まいになることは確信していたので、そのような意見にもめげなかった。

そして出来たこの家。

街中なのに緑がたくさんあり、そして歩いて海にもいける。(もちろん飲みにも行ける)


外壁の話

母体が材木屋なので、木の外壁を得意としておりますが、もちろんそれ以外の外壁も採用しております。

写真は、ガルバリウム鋼板の4-1ルーフ。屋根にも使えます。むしろ屋根材を外壁に貼っているのかも。
車が乗り入れできない敷地のため、人力で小分けに運ぶことができる外壁材です。
手作り感があって好きな外壁です。

当初は銅板にしようかと思ってましたが、コスト的に無理でした。